アンインストールでトラブル
今回もWindows XPにおけるアプリケーションのトラブル報告である。あるアプリケーションをアップグレードでインストールしようとしたところ、なぜかインストールの最後の最後でカーソルが時計マークとなってしまい、いつまで待っても完了せず...。仕方なし強制終了をしてからそのアプリを起動して見るも、やはりエラー。それではとコントロールパネルの「プログラムの追加と削除」からそのアプリの削除を実行してみるもエラーで削除できず。
そんな時、とりあえず「プログラムの追加と削除」の一覧からそのアプリを削除だけしたい場合は、以下のサポート情報が役に立つ。
[プログラムの追加と削除] ツールの一覧から手動でプログラムを削除する方法
ただしこれはあくまで「プログラムの追加と削除」の一覧から削除されるだけであり、インストールが中途半端で終わっているアプリのファイル等は自動的には削除されないのでご注意を。最悪、レジストリやStartup設定なども修正する必要がある場合もある。
今回のケースでは旧バージョンの残骸をレジストリを含め削除してから新バージョンを入れ直したら、問題なくインストールすることが出来た。
ついでにアンインストールがうまく行かなかった例をもう一つ。これもつい最近経験したケースであるが、Office2003とAcrobat5の相性が悪いため、Acrobat5をアンインストールしようとしたところ、アンインストール処理の最後でいくつかのファイルが削除できなかったとの表示が出て、それからExcel/Wordの起動時にエラーが表示されるようになってしまった。最初、なかなか原因がつかめなかったのだが、結局OfficeにAcrobatのツールバーを表示するためのプラグインが残ってしまったことが原因だということが判明し、Program Files¥Microsoft Office¥Office11にあるStartupとXlstartのフォルダに残っていたAcrobat絡みのファイルを手動で削除することで対応出来た。
それにしてもアンインストールでこける、あるいはインストール時でこけるのは、いろいろ問題が残ってややこしくなることが多い(^^;。
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