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原子炉時限爆弾

「原子炉時限爆弾」 広瀬隆/ダイヤモンド社
book
本書は今回の震災の半年ほど前に出版されたものであるが、原発について書かれた本を探していて本書を入手してみた。読んでみて、今回の原発事故はまさに本書が警告していたとおりに一つの時限爆弾が爆発してしまったのだと感じた。(地震の発生そのものがという意味ではなく、地震に伴い原発事故が起きてしまったことに対してである)今回は直下型地震では無かったことからその後の津波による被害の方が大きかったが、東電の「想定外のサイズの津波だった」という言い訳の元になっている想定津波の低さにそれはあり得ないだろうと素人ながらに愕然ともしたが、本書を読んでみてなるほどと納得したのだった。また使用済み核燃料の処分(保管場所)の問題も原子炉自身と同様に重大なリスクを抱えているが、この点は本書を読むまであまり気にしていなかった。仮に地底深くに埋めても100万年後の子孫にまで負の遺産を残すことになり、また想定外の地震の発生に100万年おびえ続けることにもなるのである。

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