●Paul McCartney 「Kisses On The Bottom」


Paul McCartneyの2007年の「Memory Almost Full」以来となるスタジオアルバムが発売された。今作はなんとジャズ演奏をバックにした静かなるスタンダードナンバー集となっていて、彼のファンには賛否両論を巻き起こしそうな話題作である。演奏は主に女性ジャズピアニスト、Diana Krallと彼女のバンドがつとめている。ま、たまには息抜きとしてこんなリラックスした枯れたヴォーカルアルバムもありかなとは思うが、次作は是非ロックに戻って欲しいと願う。なお歌詞カードは付属していなかった。