最近買ったCD(Diana Krall)
●Diana Krall 「Wallflower」
女性ジャズピアニスト/ヴォーカリストのDiana Krallの2年ぶりの新作は、プロデューサーにDavid Fosterを迎えてのポップスの名曲のカバー集となっている。特にジャズ的なアレンジはほとんど無く、彼女もヴォーカルのみでピアノは弾いていない。「California Dreamin’」、「Desperado」、「Superstar」、「Alone Again (Naturally)」など、彼女が昔親しんだ懐かしのポップスの名曲を中心に取り上げ、静かなるバラードヴォーカルアルバムとして構成されている。聴く前はあまりにべたな選曲でどうかなと思っていたが、実際に聴いてみて控えめのアレンジに彼女のハスキーでしっとりしたヴォーカルが実に良くマッチした極上のヴォーカルアルバムに仕上がっていると感じた。なお歌詞カードは付属していなかった。
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