最近買ったCD(Ella Fitzgerald / Janelle Monáe)
●Ella Fitzgerald「Ella at Zardi’s」
ジャズヴォーカルの女王、Ella Fitzgeraldの生誕100年であった昨年暮れにリリースされた未発表のライブアルバムである。
1956年2月2日に当時ロサンゼルスに存在した伝説的なナイトクラブ「 Zardi’s」で録音されたもので、当時39歳のまさに全盛期を迎えた時代のライブアルバムと言うことで悪いはずがないのである。声にも若さと張りがある。また伴奏もドン・アブニーのピアノ・トリオのみで過剰な演出は無く、彼女のヴォーカルの引き立て役に徹しているのが好印象である。
●Janelle Monáe「Dirty Computer」
女優としてまたアーティストとしても大活躍しているクイーン・オブ・フューチャー・ソウル、Janelle Monáeのサードアルバムである。彼女のアルバムを初めて聴いてみたが、ポップを基調にR&B、ソウル、エレクトロ、ヒップホップ、ロックなどジャンルを超越した幅広い音楽性が特徴的で、確かに新世代のR&Bアーティストだなと強く感じる。それにしても彼女の声質は癖が無く、ソウルというよりはほとんどポップサイドだと思う。
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