最近買ったCD(U2 / All Time Low)


●U2「Songs Of Surrender」

U2の最新作は、アルバムタイトルに最近の2作と同様に「Songs Of」が付いているが、彼らのベストソング20曲を新たな解釈で新録音したセフルカバーアルバムであった。プロデュース、編集はジ・エッジが担当している。さっと聞いた範囲では、アコースティック楽器の演奏によるバラード集という感じのアレンジで統一されており、ロックの香りは全く無い。自分がU2に期待するサウンドでは無いが、評価はもう少し聴き込んでからにしようと思う。

●All Time Low「Tell Me I'm Alive」

USボルチモア出身のポップパンクバンド、All Time Lowの3年ぶり通算9枚目となるオリジナルアルバムである。キャッチーでさわやか、疾走感あるポップパンクが持ち味の彼らであるが、今作でもそんな彼ららしいご機嫌なポップパンクアルバムに仕上がっていると思う。

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最近買ったCD(Gracie Abrams)


●Gracie Abrams「Good Riddance」

映画監督のJ.J.Abramsの娘で、現在23歳となるシンガーソングライター、Gracie Abramsのデビューアルバムである。2023-03-11付けの全米アルバムチャートで52位にチャートインしたことから、誰?と興味を持ち視聴してみたところ、Taylor Swiftのフォークアルバム「Folklore」などに似た雰囲気のフォークを基調とするアルバムで、とても気に入ったのだった。

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最近買ったCD(Godsmack)

●Godsmack「Lighting Up The Sky」

ハードロック/ヘヴィメタルバンド、Godsmackの4年ぶり通算8枚目となるニューアルバムである。今まではがつんとくるメタル調の曲が多かった彼らであるが、今作は個人的にはオールドスタイルのハードロックアルバムに仕上がっていると感じる。彼らにはどうしてもメタルを期待してしまうが、ハードロックアルバムとして聞けば十分に楽しめる内容だと思う。

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最近買ったCD(Van Morrison)


●Van Morrison「Moving On Skiffle」

現在77歳になる北アイルランド出身の孤高のヴォーカリスト、Van Morrisonの1年ぶりとなる新作である。今作はタイトルにもある通り、20世紀前半にアメリカで生まれたスキッフルのカバー盤であった。しかもCD2枚組全23曲と言うことで、彼の力の入れようもすごい。なぜなら彼自身、デビュー前の学生時代にはスキッフルバンドで演奏しており、彼のルーツの一つと言える音楽だからである。聞いていると彼自身、今作を心底楽しんでいるのが良く分かる。

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最近買ったCD(ヤバイTシャツ屋さん)

●ヤバイTシャツ屋さん「Tank-top Flower for Friends (初回盤)(DVD付)」

すっかり大人気バンドとなったヤバイTシャツ屋さんの約2年ぶり通算5枚目となるニューアルバムである。パンクロック、メタルロックをベースにコミカルな歌詞が特徴の彼らであるが、1作1作パワーアップしている感じで今作も最高のアルバムに仕上がっていると思う。歌詞カードを見ずに聞いていると歌詞がほとんど分からないのもいつも通り(^^)。彼らの人気を反映して、今作でもテレビドラマのエンディングテーマなど5曲のタイアップ曲が含まれている。なおこの初回限定盤には2021-2022年に収録されたフェス映像集のDVD(映像約90分)が付属している。

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最近買ったCD(Gorillaz / Adam Lambert)


●Gorillaz「Cracker Island」

バーチャルロックバンド、Gorillazの約2年ぶりとなる通算8枚目のオリジナルアルバムである。前作「SONG MACHINE: Season One - Strange Timez」が多彩なアーティストとのコラボ企画盤で、タイトルにSeason Oneとあったので次作はSeason Twoかもと予想していたが、今作もStevie Nicks、Beck、Bad Bunnyなど様々なアーティストのコラボ曲が半分を占めており、タイトルにSeason Twoは付かなかったが実質的には前作の続編と言えると思う。ロック、エレクトロ、ダンス、トロピカル、ラテン、ヒップホップなど多様な音楽性が融合した楽しい1枚に仕上がっている。

●Adam Lambert「High Drama」

American Idol出身のヴォーカリストであるが、Queenのヴォーカリストに迎えられ活動しているほか、映画「ボヘミアンラプソディ」にもカメオ出演していたAdam Lambertの3年ぶり通算5枚目のアルバムである。今作は彼が刺激を受けたヒット曲をカバーしたカバーアルバムとなっており、懐かしのBonnie Tyler「Holding Out For A Hero」で始まり、2曲目がSiaの「Chandelier」と耳馴染みの曲が続くが、アレンジもオリジナルとは異なり、彼の曲になっていると感じる。

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最近買ったCD(LOVEBITES)


●LOVEBITES「Judgement Day」

国内を代表するメタルバンドの一つ、5人組ガールズバンド、LOVEBITESの約3年ぶり通算4枚目となる最新作である。2021年にベースのmihoの脱退と同時に活動休止となっていたが、今作より新ベーシストとしてfamiを迎え活動を再開した。基本的な路線は以前と変わらず、北欧風メロディックとスラッシュメタルの要素が融合したパワフルかつドラマティックな演奏には今回も圧倒させられる。

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最近買ったCD(OneRepublic)


●OneRepublic「Japan Paradise Tour Edition」

OneRepublicの日本公演を記念しての日本独自企画ベスト盤である。映画「トップガン マーベリック」でも印象的なシーンで使用された「I Ain't Worried」を始めとして、過去5枚のアルバムから全18曲がセレクトされている。久しぶりに聴く曲も多く、改めて良い曲ばかりだなと感じる。

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最近買ったCD(P!nk)


●P!nk「Trustfall」

ポップ界のスーパースターの一人であるP!nkの3年ぶり通算8枚目となるオリジナルアルバムである。ポップ、バラード、ロック、ダンス、フォークなど多彩な楽曲がバランス良く構成されており、いずれの曲もシングルとなりうる出来でアルバムとして非常に充実したものとなっている。傑作である。なお彼女のアルバムは過去3作連続で全米アルバムチャートNo.1を獲得しているが、本作の充実度を考えると4作連続No.1になる可能性は大きいと感じる。

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最近買ったCD(Weezer)


●Weezer「SZNZ: Winter」

ヴィヴァルディの四季からインスピレーションを受け、春夏秋冬と季節毎にEPを連続リリースしてきたWeezerであるが、今回のWinterがその締めくくりの1枚となる。1曲目、2曲目がアレンジがめまぐるしく変化し、クラシカルなメロディーが織り込まれているのを感じるが、全体的には彼ららしい泣きメロ入りのキャッチーなポップロックナンバーが揃っていると思う。

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